ここまで学習した内容を使って接線を引くサンプルを作ってみましょう。
- 対象の式を関数定義する
- 定義した式を使ってグラフを描画する
- 定義した式に拘束されたドラッグ可能点を作成する
- ドラッグ可能点上の接線を微分を使って作成する
の順番で作業を進めていきます。
対象の式を関数定義する
「関数定義」を使って対象の式を定義します。この例では「sinx」としました。

定義した式を使ってグラフを描画する
「関数」を作成してグラフを描画しましょう。「y=f(x)」として、先ほど定義した関数「f」を使うと対象の式の変更にも対応できて便利です。

定義した式に拘束されたドラッグ可能点を作成する
グラフ上にドラッグ可能点を作成しましょう。y要素を「f(x)」とすることで定義した式に拘束します。

ドラッグ可能点上の接線を微分を使って作成する
接線を作成します。ドラッグ可能点のx要素は「P.x」として参照できるので、ドラッグ可能点上での傾きは以下の式になるでしょう。
f'(P_x)
点Pを通る上記の傾きに従った直線は以下の式で描けます。これを新たな関数として入力しましょう。
y=f'(P_x)(x-P_x)+f(P_x)

ドラッグ可能点をドラッグして動作を確認しましょう。
